第56回 ドイツ世界大会への道<その4>
毎度トギーなのだ。
「ブーメラン世界大会への道
2002 ドイツ編」(長い!)
の4回目。
ちょっとした(?)トラブルで始まった到着日でしたが、
気を取り直して、2日目の朝を迎えたのだ。
時差的には日本より7時間遅いので、
少し夜更かしをしている感じ。
ちょっとだるい体を引きずり、
試合が開催されるフィールドへ出発。
着くなり、驚きました。
とにかく広い!
サッカー場何面分とかで表現したいんだけど、
見当もつかないのだ。
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さらに驚いたのが、なんと鳥のフンの多さ。
朝夕、何百羽もやってきて、
芝生の上で羽を休めてるみたい。
こりゃ気になります。
ダイビングキャッチをしたら、フンまみれ・・・。
足キャッチの時に寝転がって、フンまみれ・・・。
ちなみに、トギーは被害から逃れましたけど、
他の外国選手の中には・・・。
さて、柔軟運動と肩慣らしスタート。
長旅の疲れもなく、なかなかの飛び。
ブーメランがドイツの風に馴染んでくれているようです。
とても気持ち良かったけど、
大会期間が10日間くらいあるため、
投げすぎは良くないってことで、
あっさりフィールドから、引き上げました。
思えばこの練習が日本代表6名の最後の元気な姿とは、
その時想像もしていなかったのだ・・・。
夜はアップテンポなリズムに乗って、開会式。
各国の代表、24チームが集結したのだ。
前回の団体戦優勝国ドイツをはじめ、
アメリカ、フランス、スイス。
みんな、強そうです。
我が日本チームも、なかなかの注目ぶり。
年々上位に食い込んでますからね。
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いよいよ、団体戦初日の朝。
清々しいはずの朝に、またまたトラブル発生!
トラブルは忘れた頃にやってくる・・・あぁ。
気合いも上々で起きてみたら、
一人の選手がベットで唸っている。
なんと、食あたりらしく、熱も出ているのだ。
明らかに顔色も悪く、起き上がることさえできない。
水に当たったのか、食べ物で当たったのか、
原因は不明。
他の選手と同じ物を食べたのに、不思議でした。
こんな状態では、フィールドにも行けないので、
とりあえず本日は欠場。
5名で団体戦初日を迎えることになってしまったのだ。
いやいや、こりゃ大変です。
6名1チームで、4名が試合に出て、
1名が審判をし、1名は休めるはずだったのに・・・。
長い団体戦では、休息も重要。
ちょっと不安です。
と嘆いてもいても仕方がないので、
気を取り直してフィールドに向かったのだ。
ついに世界大会開幕。
世界の強豪と対決なのだ。
5名でのちょっと寂しい船出となったけど、
トラブルも忘れ、試合開始。
ところが、さらにトラブル勃発!
勘弁してよぉ〜。
続きは次回に。
トギー(栂井靖弘)
KBN(関西ブーメランネットワーク)
http://www.kbn3.com
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