第21回 ブーメラン世界大会への道2000<その8>
どーーも、トギーです。
<その8>は「団体戦3日目」。
2月8日(火)は団体戦最終日。
外はなんだか蒸し暑い……。
日本の夏のような感じ。
団体戦スタート時に心配していた肩の調子も悪くなく、
体力も大丈夫なんだけど、なぜか首が筋肉痛……。
よくよく考えてみたら、昨日の頭強打の影響でした。
そんなこんなで、3日目もスタート。
初っ端はチームスーパーキャッチ。
一人が投げて、その間に
他の人が何回投げられるかを競う種目なのだ。
だから最初に滞空時間用ブーメランを投げる人が、
大きなポイント。
なんてったって、その人がドロップしたら、
すべて水の泡ですからね。
だから、見てる方も緊張感がたまらないのだ。
そんな緊張感の中、大阪人の特性なのか、
トギーは今日も笑いのネタに……。
いよいよトギーが滞空時間用ブーメランを投げる順番。
トギーはチームキャプテンとして、
1回しかないチャンスにミスをするわけにはいかないのだ。
気合いを込めて、いざスロー!
ブーメランはぐんぐん上昇し、安定状態に入ったのだ。
そして、ホバーリングしながら、ゆっくり下降。
既に30秒以上は飛んでる。
さぁ、いよいよ降りてきたブーメランをキャッチ。
と、その瞬間……!
滑ってシリもち。
バナナの皮で滑ったような、見事な滑り方だったのだ。
でも、トギーはそれだけじゃ終わらない。
座ってるところにブーメランが降りてきたのだ。
そして何と、それを手じゃなくて太股でキャッチ。
ピーーーーンと張りつめた緊張感の中、
トギーはコントを演じてしまいました。
見ていた他の選手は、
「わざとやったのか?」と聞いてくる始末。
大阪人のトギーだったら、やりかねないとのこと。
ふーっ。
大阪人は辛いのだ。
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てな感じの中で、団体戦の幕は閉じたのでした。
えっ? 肝心なことを書いてないって?
結果ですよねぇ?
まずは優勝チームから。
ドイツのヤングガンズチーム。
これで3連覇、やっぱり強い。
2、3位はアメリカチーム。
かなりヤングガンズを追いつめたけど、届かなかった。
で、トギーのチームは……12位。
さすがに世界の壁は高いのだ。
結果はともかく、団体戦も無事終了し、
夜は各国の選手と「酒パーティー」でした。
中1日休んで、嵐のような(?)個人戦だ。
まだまだ、続くよ。
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