

ちょっと前ですが
料理家の内田真美さんの本「私的台湾食記帖」の取材を
お手伝いしました。
そして先日、
「ほぼ日」茂木さんと台中にいった時も
マミマミ本に掲載されている場所で
食べまくったわけです。
実は、台湾はちょっと前
インチキな油が流通して
食品安全を問う大問題が起きたんです。
今、油にはみんな慎重になっているんですが、
ここは、それより前から
子供のために安全で良質の油をと
自分で作り始めた若いママさんの店です。
購入を申し出ると、
昨日か今日絞ったのを出してくるんですよ。
ごま油の香りのいいこと。
ナムルにしたら、野菜を丼一杯食べられます。
一時間に4本とか6本しか作れない、
化学的に油を抽出したり、
無理なこと一切してない大事な、かわいい油です。
油やさんにラインナップはいろいろありますが
茂木氏の意見を反映させて
「你好我好」では
白ごまの「香油」と「亜麻仁油」を並べてあります。
ナンプラーも、
日本の家庭にもかなり浸透しているということで
これもセーフ。
私もタイで良い方のナンプラーは買いました。
あと、買っちゃいけないのはキーホルダー。
これに対する私の解説は以下。
「鍵は、不動産屋さんでもない限り
たくさん持たない。誰もが大事にしていて
無くさないから、消耗品じゃない」
だから、我が店では今の所売っていません。
でも、キーホルダーブームくるかもですね。
ブームがきたらチャライ私は売るかもです。
タイの本には、
タイでした無駄話や
「日本人って? 台湾って?」と
考えたことなども書きました。
タイに行く予定がなくとも楽しくて、
「こんな旅でもいいんじゃん」と思えるような
読み物になっています。
宣伝めいた感じになりましたが、
ぬくぬくと居心地の良いところに
おとなしく居続けられる性格ならいいんだけど
残念なことにそうじゃない私。
台湾以外もプラスで挑戦した見たくなったんです。
去年、嬉野温泉でおばちゃんに
「地に足つけてじっとしてたら、あんた儲かる」
と言われたんですが。
台北の店も、タイの本も新たな挑戦に
中年の青春注いでます。