|

 |
料理人誕生 |
マイケル・ルールマン |
集英社 ¥2,415(税込) |
 |
|
タイトルは専門書っぽいけど、
これ、専門書じゃないんです。
これね、ドキュメンタリー。
アメリカにね、ものすごい厳しい
料理学校があって、そこに調理人でもない、
この本の著者である物書きさんが入学するの。
そして修業して、卒業していく物語なんだよ。
でね、料理学校でどういうことを習うのかって
興味ない?
それが全部書いてあるんだよ。
CIAっていう、カリフォルニアにある、
クッキングインスティテュートなのね。
で、そこは多分今、世界で有数の調理士学校で、
ほとんどの生徒は家業がレストランだったりする、
小さい頃からナイフを握り慣れてるような人なの。
そいつらに混じって、今まで、まともにナイフ、
握ったこともないような人がやるわけよ。
まるでその部分は『エースをねらえ』みたいな、
もう、スポ根なの!
世の中にはナイフがこんな種類があってとか、
鍋ってこんなでとか、
フォンを取るとはいったいどういうこととかって
いうのが書いてあってすっごい面白い。
料理好きの人は絶対いいと思う! |
|
|